本日ご紹介したい英語絵本は
親子で冒険気分が楽しめる
”Shh! WE HAVE A PLAN”
By Chris Haughton
(邦題「しーっ!ひみつのさくせん」)
おすすめポイント
イラストの世界観
まず、表紙がおしゃれ♡
作者のChris Haughtonはアイルランド出身のデザイナーということで、北欧調のイラストがとっても美しい絵本です✨✨
青を基調とした独特のタッチ。
紙を切ったりちぎったりして作成したコラージュをパソコンに読み込んで色を付けているそうです。
制作風景はこちらを参考になさってください。
絵本を並べるだけでお部屋がオシャレになりそう♡
(ついつい他の絵本も欲しくなっちゃいますね 笑)
ストーリー&セリフ
ハラハラドキドキの冒険ストーリー。
謎の4人組が森の中で鳥を捕まえようとしますが何度も失敗します。
タイトルの
”Shh! We have a plan.”
絵本の中で何度もでてきます。
このセリフ
もちろん
ささやき声で唱えます。
このささやき声がたまりらない♡
聞いている方も次は何が起こるのか・・・
ハラハラドキドキがとまりません。
そして、同じパターンのストーリー・セリフが何度も繰り返しでてきます。
子どもでも次の展開が予測できるので、「あ~またやっちゃった~」というお約束が楽しく、どんどん物語の世界にのめりこんでいきます。
また、文章も同じパターンのフレーズが繰り返されるので、ついつい一緒に唱えてしまいますよ♪
子どもに感じて欲しいメッセージ
絵本の設定
私自身はじめは絵本の世界にすんなりと入っていけず、朗読にちょっと苦戦しました💦
なぜ鳥を捕まえようとしているのか??
食料?ゲーム??それとも・・・?
年齢は何歳なのか?
大人なの?こどもなの?
性別は??
などの疑問でモヤモヤして
素直に朗読ができずにいました💦
そこで、Chris Haughtonさんのサイトを見たら、
と書いてあり、
ひとまず、この4人は友達であることがわかりました。
次に、なぜ鳥を捕まえようをしているのか??
が私にはわからなかったので、長女に聞いてみると・・・
えっ!?捕まえるよね。虫とるのと同じだよ
子どもってむやみに虫を捕まえようとするよね~。
子ども心をすっかり忘れていました💦
さて、ということから・・・
<私の中の設定>
-中3(男)・小6(男)・小2(男)・年中4歳(女)
・物語の背景・状況設定
-家族みんなでキャンプに来たが、夜パパママが寝ている間にこっそり冒険にでかけた。
-お兄ちゃんは虫取り網を持ち、末っ子は夜ご飯の残りのパンくずをポケットに入れていた。
-青い森の中できれいな赤い鳥を見つけたので、どうしても捕まえたくなった。
-リーダーの長男・子分の次男・三男・自由奔放な末っ子
このように設定したら、ぐんと朗読がしやすくなりました✨✨
(設定はそれぞれの自由な発想でいいと思います!)
作者のメッセージ?
表紙のイラスト
大きい子3人が”Shh”のジェスチャーをしていて、
少し間を開けて
小さい子がキョトンとした顔で立っていますね。
表紙をめくると・・・
大きい3人は虫(鳥)取りネットを持っていますが、小さい子だけ丸腰ですね。
さらに、ページをめくると
Albert Einstein
アルバート・アインシュタイン
というアインシュタインの言葉が書かれいます。
なるほど~💡
武力(虫取りネット)で敵(動物)を制圧しようとする大きな子とコミュニケーションで動物と通じ合おうとする無邪気な小さな子との対比。
アインシュタインの言葉を読んでから絵本を最後まで読むと、作者の意図が伝わってきますね😊
絵本を読んでみよう!
朗読参考ビデオ
「ささやき声」と「叫び声」の緩急をはっきりつけてハラハラドキドキ感を演出することです。
どう読んだらよいか分からない方はこちらをご覧ください。
こちらは、スペイン人のclown(道化師)さんとのことで、ここまでの表現は難しいと思いますが、緩急のつけ方の参考にしてください。
劇遊び
読んだ後には劇遊びをしたくなりますよね。
私も、もし幼稚園の先生だったら、こんな劇遊びしたいと思います↓
(兄弟の多いご家庭は、おうちでやっても楽しいかも♪)
読み聞かせ講座のご紹介
講座を受けることで、読み方のポイントが分かってきます💡
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