札幌 桑園の子育てママによる、子育てママのための英語教室

レッスンに参加されている皆さんに知っておいていただきたいこと♡

みなさん、こんにちは!!
当教室のレッスンはどのクラスも親子で一緒に参加していただくスタイルです。
お子さんは先生以上にママやパパからより多くのことを感じ取り、学んでいます。

お子さんが楽しくレッスンに参加し、レッスンの内容を効果的に吸収するには、講師である私とママ・パパが足並みをそろえることが、とても重要だと思います。

そこで、今日は私自身が「親」として感じていることや、レッスンに参加されるママ・パパに心に留めておいていただきたいことなどをお話いたします。
お時間のある時にお読みいただければと思います♪

子どもは大人の言う事を聞かない

子どもは大人のいうことを聞きません。
当たり前のことですが、この事実に実感を持って気づいた時、けっこうショックでした(笑)
性格にもよりますが、子どもは大人の思ったようには行動しません。

うちの長女は比較的聞き分けのよい子で、
「走っちゃだめだよ」
「静かにしようね」
「触っちゃだめだよ」
という声かけで言うことを聞いてくれることがほとんどでした。

しかし、次女はそうはいかず。
スーパーでは走り回る。
「やるな」と言ったことは「やる」
「やれ」と言ったことは「やらない」
あまのじゃくな子でした。

次女とはよくケンカになり、自分の期待や理想がことごとく崩されました。
そして、ある時
「あぁ。子どもは自分とは全くの別人格なんだ」
という当たり前の事実に気づきました。

自分のお腹から生まれてきた子どもは自分の一部。
気持ちも一緒。
と思っていましたが、
それは幻想でした。

子どもは自分の一部ではない。
自分とは全くの別人格。
自分の所有物でもない。
自分のやりたいこと、やって欲しいことと
子どもがやりたいことは全く違う。

そんな当たり前のことに気づいてから子育てはずっと楽になりました。

子育て真っ最中の皆さん
「子どもは自分が思っているように行動しないもの」
という前提で子どもに接していく。

それだけで、ママの心も楽になるし、お子さんの成長にもプラスになりますよ!!!

子どもは間違える

子どもは間違えます。
子どもが間違えた時、大人はすぐに答えを教えてあげる必要はありません。
そして、間違える前に正解を教えてあげる必要はもっとありません。
(時と場合によりますが・・・)

間違えは成長の素です。

致命的な場合を除き、間違えは一つでも多くしておいたほうが本人のため。
子どもが間違えた時、怒る必要は全くありません。
むしろチャレンジしたことを褒めてあげましょう。
失敗を恐れず挑戦を続けることが、子どもの成長につながっていきます。

レッスンでは、いろんな活動を行います。
質問もたくさんします。
でも間違っても大丈夫!!!
失敗を気にせず、どんどんチャレンジしていって欲しいです。

先生の言う通りにしなくてもよい

レッスンで子どもたちは一人一人全く違う行動をしますが、それぞれの方法で学んでいます。
ずーっと黙って座っている子
ずーっと動きまわっている子
ずーっとしゃべっている子
どの子もレッスンの内容をよく覚えています😊

たとえレッスンを聞いていないようでも、しっかり身についているので、大人の都合で学びを止めることはありません。

レッスン中、「○○, say」とリピートを促すことがありますが、
言いたくない子は言わなくても全然大丈夫。
Hello songでお名前を言わなくてもOK!
たいこを叩かなくてもOK!

エッグシェーカーの”up and down”で卵を見つめているだけでもOKです!!

それでも子どもはちゃんと学んでいます。

先生は「○○して」と言いますが、それは全て今日できなくてもいいこと。
いつかできるようになる。
その「いつか」のために先生は繰り返し言います。

先生が「○○して」と言ったからといって、必ずしもやらなきゃいけないわけではないんです!
誤解しないくださ~い!!!
強制はしていませんよ♡

今はできなくても全然大丈夫!!!
焦らないで、お子さんの成長を見守っていきましょう♡

「ミラーニューロン」が働いている

みなさん「ミラーニューロン」って聞いたことありますか??

例えば、皆さんの前で私がレモンをかじったとします。
すると実際に食べたわけではないのに、口の中が酸っぱくなった気がしませんか???

これは、実際に食べなくても、見るだけで食べた時と同じ脳の部位が活性化しているから起こる現象なのです。
(ミラーは「鏡」のことです。)

これと同じことが英語を見聞きした時にも起こっています。
英語を耳から聞いたとき、また、英語を話している先生の口の動きを見たとき、お子さんの脳では、その英語を話す時と同じ部位が活性化しています。

つまり、実際に声にだして話さなくても、英語を話すためのリハーサルをしているのです。

現在、年中さんのクラスでKids-Phonicsという活動を行っています。
年少さんまではレッスンで英語を発話させることはなく、年中さんになって初めて子どもたちに英語のリピートを促すようになりましたが・・・

みんなびっくりするほどスムーズに英単語やフレーズをリピートします!!
しかも、意味のかたまり事にまとめて発声できるのが本当に驚きです!!!
今まで聴いていただけですが、脳みその中では話すためのリハーサルを十分に行っていたということですね。

最近入ったばかりのお友達は、英語を声にだすことを焦らなくて大丈夫です。
聴いているだけ、見ているだけでも十分な練習になっています
言いたくなければ言わなくてもOK!
心や口の筋肉が準備できれば、きちんと発話できるようになっていきます。
焦らず、子ども自身の学びのペースに任せて見守っていきましょう。

カギは「空間設定」

「子どもの自由な学びを尊重しよう」
という話しをしてきました。
では、レッスン中子どもの好き勝手にさせておけばいいのか?
というと、それではちょっと困ります。
全員がてんでんばらばらの動きをしていたら、まとまりがなさ過ぎてレッスンになりません。

そこで、講師は参加者のみなさんが

「やれ」とは言われていないけど、気づいたら先生の真似してついやっちゃった

と感じるレッスンを理想としています。
ウォームアップを体験した方はなんとなくわかると思いますが、最初こそ「先生の真似っこしてね」といいますが、その後は先生の声かけで気づいたら一緒に手をたたいたり、立ったり、座ったりしちゃっていませんか?

そうなるのは、声のトーン・大きさ・スピード・呼吸の仕方など、様々な要素があるのですが、実は何よりも「空間設定」が大切なのです。

じつは「くわ~る」はこの年代・この人数でレッスンを行うには広すぎるのです。
気が散る要素が多く、注意散漫になりがちです。
そのため、部屋の角にホワイトボードを置いて、そちらを正面にしています。

2年前までは、入口入って正面の壁を前にしてレッスンを行っていました。
しかし、それではあちこちに子どもが自由に動きすぎてレッスンに支障がでたため、今の配置に変えました。

そして、参加者の皆さんに円形に座っていただくのもとっても大切です。
不思議なことに先生も含めて全員が円形になると、意識が自然と中心に向かい、集中力が格段に上がります。

お子さんは自由に動き回ってOKですが、保護者の方はできるだけ円形キープでお願いします!!!

態度で示さないといけない時もある

レッスンで最も大切なのは「参加者全員が楽しむこと」です。
なので、できるだけみんなが楽しくレッスン時間を過ごせるように努力しています。
「楽しむ」ためには、レッスン中に「空間設定」をし直さなくてはいけない時があります。

子どもたちの集中力が切れて気が散っている時
興奮しすぎて先生の声が聞こえなくなっている時
体を動かしたい欲求が抑えきれず走り回っている子が複数いる時
などです。
そういう時は、一度落ち着かないと次の活動に移れません。

一旦、仕切りなおすために私は声のトーンと変えて
「座って」
「ママのところに戻って」
と言います。
その言い方がキツイと感じるかもしれません。

でも必要なことだと思っています。

この場でイニシアティブをとっているのが誰なのかがわからなくなると、子どもたちは好き勝手な行動を始めます。そうするとレッスンどころではなくなってしまいます。
いわゆる「学級崩壊状態」です💦

私の言い方がきついと思う時があるかもしれませんが、怒っているわけではありません😊
子どもたちの注意をレッスンに向けてもらうために声のトーンと表情を変えているだけです。

なので、
「先生怖い」
と思う時があるかもしれませんが、やはり必要なことだと思うのでこの先も言い続けます。
どうぞご理解ください。

「親」は見守るのが仕事

さて、レッスンの話しはこのくらいにして、次女の話にもどります。
次女とは馬が合わず(?)、ほんっとーにケンカばかりしていました。

いつも私が思っていることと反対のことをするため、いつしか私も「○○しなさい」的なことを言わなくなりました。
言っても無駄だから💦

そして、現在小6になった次女。
ものスゴイ頑張り屋さんになりました✨✨

すぐケンカになっていたのは、彼女の意思が強かったからのようです。
こうだと思ったら何がなんでも絶対に譲れない。
そういうタイプの子だったんです。

親の私が口うるさく言わなくなったので、彼女は自由にのびのびと日々自分の好きなことをやっています。

本を読んだり
手芸や工作をしたり
バスケットボールの練習をしたり
塾の勉強をしたり
すべて全力で取り組んでいます。
↑↑↑
全部自分でやりたいと言って始めたこと。

あれこれ自分の意見を押し付けて口うるさくいっていた過去を振り返り・・・
つくづく、
親にできることは何もない。
むしろ妨害していただけ。
だったと思います。

よく聞く話しですが、
「親」という字は「木」の上に「立」って「見」と書きますよね。
まさに、字の通り、親の役割は下手に手や口を出さず、ただ見守るだけ
何かしらきっかけを与えたり、何か困ったことがあった時にだけサポートする。
それ以外は、すべて子どもの自由な意思に任せて、好きなように行動させる。
これが一番だと思います。

もちろん、ほったらかしにするということではなく、「見る」ことは忘れず、間違った方向にいきそうになったら全力でサポートしましょう。

レッスン中も基本的に、お子さんの思うまま自由に行動させてあげてください。
(カオスになったら先生が注意します👹)
間違えても全然大丈夫♪
レッスンには「絶対これ」という正解はありません。
むしろ、たくさん間違えて、そして成長していってください。

子どもたちが前向きな気持ちでレッスンに参加できるように、ママやパパもポジティブな声かけをお願いします♡
自由で余裕のある心に、英語のリズムはスーッと浸み込んでいきますよ♡

最後に

以上色々書きましたが、まだまだここに書ききれないこともたくさんあります。
一度に全部は説明しきれないので、疑問に感じることがあればどうぞ質問してください。
ママ・パパと先生が同じ方向を向いてこそ、楽しく効果的なレッスンが実現します♪
どうぞご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

Mulberry Kids Englishは、「英語のリズム」を体で感じるレッスンを行っています。
興味のある方は以下をご参照ください。

ベビー・トドラーショート
0~3歳の親子さん
火曜日 10:10~10:45(35分間)

トドラークラス
2~3歳の親子さん
火曜日 11:10~11:55(45分間)

キッズクラス①
年少さんの親子さん
木曜日 15:40~16:30(50分間)

キッズクラス②
年中さんの親子さん
金曜日 15:50~16:40(50分間)

ジュニアクラス
年長・小1の親子さん
金曜日 15:40~16:30(50分間)

オンラインレッスン
0~4歳の親子さん
火曜日 10:30~11:10(40分)

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